他国で見た今。

国会で共謀法が無理やり通過した日、偶然サラエボにいました。町は近代化され、夜8時半を過ぎても明るく、乾燥した空気の元、市民は三々五々町に溢れ、店先に置かれたテーブルで食事を楽しんでいます。しかし、オリンピックが開かれたドームは戦争で亡くなった兵士の墓に姿を変えていた。打ち壊れたビルや弾丸の跡むき出しの人家があちこちに見られ、隠しきれない負の遺産が、平和が当たり前の日本からの旅行者に、戦争の現実を無言で話かけてきます。ホテルでこの法案が強行採決されたことをネットで確認しました。国民に対して本当に真摯に説明したのでしょうか。サラエボが近い将来の日本の写し絵にならないよう、かの日が懺悔の日にならないよう願ってやみません。無我の草取りの日々続く幸せを噛みしめています。


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