闘病生活 8

偽関西人

2013年08月18日 22:11

闘病生活の最大の敵。あまりにもゆっくり流れる時間との戦い。何気なく見ていた、BSの日本の歌。何度も聴いた事のあった、吉 幾三の(母さん) 老い往く母への余りある愛と答えてあげれない身の不幸。辛い。 現実の私の母は、旅立って20ヶ月。止まった時間に齢を重ねません。忙しい農作業の間に母の膝幕で、耳掃除をして貰った懐かしいにおいが、瞬の間に私を子供に戻します。母の履いたモンペから作業途中の麦藁が微かに香り、柔らかい膝幕。心地よい耳掃除。その時母は何を私に話しかけていたか!?記憶の片方に消えています。人は必ず死を迎えます。私はその時母のにおいと妻のにおいに囲まれたらどんなに嬉しいでしょう。その時を迎えるまで妻との時間を大切に、大切にしたいと思う。あまりある時間の中の遊んだ今日1日でした。